Anser (回答)

当社では、初めて自動機を導入されるという方へのサポートも行っています。その際、御伝えしているのが下記の３つのポイントです。

自動機導入における３つのポイント

POINT ① ： 投資対効果
　前述の通り、投資回収期間がいくらなのか概算金額を見積りことをお勧めします。

POINT ② ： レイアウトを考慮する。
　手作業か自動化をする際、既存の工場レイアウトでは
　大抵の場合、自動機を入れられるスペースが無い場合が多いです。

　この為、導入の際には自動機を含めたレイアウトを再検討する必要があります。
　場合によっては建屋の改築などの必要があるので、早期に検討することを推奨します。


POINT ③ ： 既存工程の人材が担う新たな仕事
　作業者に「人件費削減、人手減らしなどのリストラが目的の機械なの？」
　と思わせるのではなく、貴重な人材を自社のコア業務（自社の本業に係わる業務）に集中させる
　などの効果を訴求する必要があります。

　どうしても自動化が困難な設計業務へのコンバートを検討する等、
　作業者と話し合いながら自動機・省人化装置導入後の業務を
　予め決めておくことを推奨します。

このポイント①～③は導入時において最も効果を発揮するために必要な「前準備」です。
自動化をしなさい、人件費を抑えなさいという会社方針が皆様にもあるかと存じますが、

この点を十分に配慮して行わなければ、「入れたけれども、効果を発揮していない・・・」
といったことが発生してしまいます。ぜひとも、この３点については検討を頂くことをお勧めします。