機械設計とは
機械設計とは、自動機・省力化機械 受託製造.comが製造している自動機・省力化機械の部品製造に必要となる設計工程を指します。そもそも機械というのは、自動車をはじめとして家電製品やロボットなど生活や産業の発展に欠かすことのできない重要なモノと言えます。特に、今後のAIやIoTと言った製造業を取り巻く環境の中で、その中心には必ず機械が存在しています。その機械を作る上では、この機械設計は必須の工程となります。
ただし、“機械設計”という言葉を取ってみてもその範囲は広く、精密部品のように小さなものから、プラント機械のような巨大なものまで様々です。そして、その規模や目的によって設計の内容は大きく異なります。それ故、ベテラン設計者になるには数十年かかるといわれています。ただし、今後の市場の変化に柔軟に対応していくという意味では、熟練工だけでなく、柔軟な発想を持つ若手設計者が重要なポジションを担うと言えます。
当社が考える機械設計とは
自動機・省力化機械 受託製造.comが考える、今後の機械設計に求められる要件は、「人間が必要とする仕事を1つの機械、あるいはシステムに具現化する」というものです。当社がこれまでに受けてきた機械設計は、大きく2種類に分類することができます。1つは、これまでの経験にない新しい製品を設計する「新規設計」、もう一つは、過去の実績の応用、またはその組み合わせで製品を設計する「類似設計(流用設計)」です。これは、それぞれ難易度が異なり、特に知識に加え、創造力も伴うものとなるので、新規設計というのはハードルが非常に高いものとされています。
「simple is best」を形に!自動機・省力化機械 受託製造.comの設計力
当社が得意とする類似設計(流用設計)はいかに顧客メリットを提供できるかという視点に立った設計です。では、顧客メリットが提供できる類似設計とは何か?・・・その答えはsimpleな設計にあります。装置というのは、特定の機能を果たすようにすることが最低限必要であり、その機能を果たすための設計というのは実は設計者に依存されるものなのです。その為、「こんな機能の装置がほしい」と言っても、人によりまったく異なるモノができ上がってしまいます。(設計者次第でいかようにも難しく、複雑に作れるということで、複雑であればあるほど、管理が難しく、故障も起こりやすい。)
つまり、顧客に価値を与える設計というのは、如何にsimpleに同じ機能を装置に実現できる設計を行うかということになります。
そこで、当社の設計概念基本として掲げている「simple is best」という言葉が生まれました。この概念が自動機・省力化機械 受託製造.comが、大手工作機械メーカーから長年、高い評価を受け、市場における競争力を持っている要因であると言えます。
我々が関わる多くの製造工程では、装置の設計が都度変更されるようなことはなく、細かい仕様変更が行われ、次から次へと装置が製造されていきます。その結果、過去の類似設計を踏襲していくことが慣習化されています。しかし、過去の類似設計がお客様にとって機能を果たし、顧客メリットを最大化できる設計となっているかという点は疑問であるというのが正直な所です。その点をサポートし、製造までを一貫対応していくのが当社の基本思想だと考えて頂けると幸いです。下記には、当社で製作を行った機械設計装置を紹介しています。これらの装置は、既にある図面に対する提案を基本としており、お客様への高い付加価値を提案することができています。 自動機・省力化機械 製造において設計段階からのサポートであれば、当社にお任せください。