Before (改善前)

こちらの装置では、当初、手元操作BOXの非常停止などの表示をシルク印刷にてとの指示がありました。このような指定は、装置周りの付属品では一般的な指定であると言え、古い図面であると多くの場合、シルク印刷指定でかつその指定を踏襲するというのが良くあるパターンです。しかし、コスト面・納期面ではこのような慣習は見直すことが先決です。

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After (改善後)

今回は、シルク印刷となっていた表示板を銘鈑に変更提案を行いました。銘鈑は市販品を用いている為に、コストも大幅に削減することに成功しています。これにより、シルク印刷からメイバンへの変更で金額にして約1/25(板金費用は除く)、納期にして1.5か月から1週間以内への削減に成功しました。

POINT(要約)

自動機・省力化機械 受託製造.comでは、特注の装置設計・受託製造を多数行ってきます。特注の装置品の場合には、すべてをカスタマイズする方向で検討されている場合がありますが、装置のスペックに影響を与えない部分を特注品で製作するとコストアップに直結してしまいます。その為、特注の装置であっても市販品を導入することがおススメです。