Before (改善前)
こちらの治具は、バースト試験用治具と呼ばれるもので、以下の3つの要望の元、製作が行われていました。①ワークの穴からエアーを注入したい。②漏れが無く注入できること。③取り付けが簡単であること。
しかし、このままの仕様で製作を行うと、2つのレバーを均等に締めていかないと傾いてしまい、隙間からエアーが漏れてしまうので確実に塞ぐには慎重な作業とコツが必要という点が問題となっていました。その結果、作業者の技能に大きく依存する傾向にありました。
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After (改善後)
そこで、ノブを1つ回すだけで簡単にセッティングできるよう設計変更を行いました。これにより、塞ぎたい位置と締める位置の軸が合っているため、まっすぐに押さえて塞ぐことができ、作業者の技能に依存することなく、正確な作業が可能となりました。